明日27日PM7:00からTBS系列で放送予定の「消えた天才2時間SP」の話題です。
番組タイトルでは”青学・原監督が最も衝撃を受けた!消えた天才ランナー”とあります。
このタイトルを基に管理人が独自の調査で消えた天才ランナーを探ります。
https://youtu.be/d10xLdjceAU
消えた天才ランナー
番組で取り上げられる天才ランナーは”36年間破られていない”日本記録保持者です。
このワードを頼りにしらべたところたどり着いたのは三段跳びの山下 訓史(やました のりふみ)さんではないかと思われます。
→再度調べなおしたところ、現桑名市議の愛敬 重之(あいきょう しげゆき)さんにほぼ間違いないと思われます。大変申し訳ございません。
36年経った今でも、第1回世界選手権フィンランド大会3000m障害ジュニア日本記録で
愛敬重之(あいきょうしげゆき)さんが出した、8分31秒27という記録は破られていない事を
見落とししていました。
ちなみに山下さんは1986年6月に行われた陸上日本選手権で17m15の日本記録で優勝していますが、この記録は現在でも破られていない日本陸上界最古の日本記録でもあります。
番組HPでは36年間破られていないとありますが32年間の誤りではないかと思われます。
→愛敬さんの記録は36年間破られていないため番組HPは誤りではありません。
重ねてお詫び申し上げます。
愛敬 重之さんのプロフィール
・氏名 愛敬 重之(あいきょう しげゆき)
・生年月日 1964年1月29日(54歳)
・出身地 三重県桑名市
・出身校 三重県立四日市工業高校-中京大学
・旧所属 NTN株式会社
・現在 三重県桑名市市会議員 公式HP http://www.aikyo-kuwana.net/
四日市工業高校出身という事なので瀬古利彦さんの後輩にあたります。
高校時代は神奈川県で行われたインターハイ1,500m障害で優勝しています。
そして中京大学時代に行われた第1回世界選手権フィンランド大会3000m障害ジュニア日本記録を樹立しています。
実業団のNTN時代も選手として大活躍され、第10回アジア大会(ソウル)では3000m障害で金メダル、日本選手権の3000m障害でも優勝して、NTN陸上部の監督まで務めています。
【国体取材4日目】山下航平選手の親子V達成の余韻がさめないうちに、今度は愛敬彰太郎選手が少年A男子400mに47秒20で優勝。父親は3000mSCジュニア日本記録保持者の愛敬重之さん。こちらは祖父の実さんから3代にわたっての国体Vです。 pic.twitter.com/uKx6EBfz
— 寺田的陸上競技WEB (@rikujouterada) October 16, 2012
上のTwitterにもあるように、愛敬さんの息子である愛敬 彰太郎(あいきょう しょうたろう)さんも陸上選手で国体少年男子A400mで優勝しています。
現在彰太郎選手は早稲田大学の陸上部に在籍しています。
実は愛敬さんの父である愛敬実(あいきょう みのる)さんも陸上選手で国体の優勝経験があるといいますから、実に3代にわたって国体を制している陸上一家という事になります。
凄いですね。
この愛敬 重之さんがなぜ「消えた天才」なのかはわかっていません。
詳しくは番組で明らかになると思います。
山下 訓史さんのプロフィール
・氏名 山下 訓史(やました のりふみ)
・生年月日 1962年9月10日(56歳)
・出身地 三重県
・出身校 三重県立尾鷲工業高校-筑波大学
・所属 NEC
・身長 178cm
・体重 66kg
1979年4月、尾鷲工業高校に入学。1980年、愛媛インターハイ三段跳において、高2ながら15m49で優勝。1981年、横浜インターハイ三段跳において、14m87で二連覇。
1982年4月、筑波大学に入学。コーチは村木征人。社会人時代は日本電気(NEC)に所属した。
1986年6月1日の日本選手権(国立競技場)でマークした17.15mは、30年以上経った現在も破られていない日本記録である。公認記録で17m以上を跳んだ日本人選手は、山下と杉林孝法(チームミズノアスレチック)の2人しかいない。日本選手権では1985-88年、1992年、1995-96年の通算7度の優勝を誇る。
中学時代は最初、文化部(吹奏楽部)に所属していたが、父親の転勤先の中学校に吹奏楽部がなかったことが、陸上競技を始めるきっかけになった異色の経歴の持ち主でもある。
引用 Wikipedia
ちなみに初出場の88年ソウル大会は予選で16メートル29をマークして決勝に進出。
翌日の決勝は15メートル62で12位でした。
2度目の出場となった92年バルセロナ大会は予選で15メートル97をまーくしましたが予選で敗退しています。
親子2代のオリンピック
山下さんには息子さん(航平さん)がいます。
実は息子さんの山下航平さんも三段跳びの選手で、なんとリオ五輪に出場しています。
親子2代のオリンピック出場は凄い事です。
【#RoadtoRio】
第95回関東学生陸上での標準記録突破者をご紹介!https://t.co/BMjNvCUwXt#関東インカレ#100日本陸上 #山下航平
写真提供:陸上競技マガジン pic.twitter.com/by1xgtpXQU— 日本陸上競技連盟 (@jaaf_official) May 24, 2016
リオ五輪では15m71で残念ながら予選敗退に終わっていますが
今後に大いに期待できる選手です。
是非、お父さんの記録を破って欲しいですね。
サッカー日本代表GK川島永嗣が衝撃を受けたストライカー
番組では”サッカー日本代表GKの川島永嗣さんが衝撃を受けたストライカー”も紹介されます。
このストライカーについても紹介してみようと思います。
番組HPによると”川島選手と中学時代に埼玉県選抜でチームメイトだった天才ストライカー”とあります。
調べていくと一人の人物にたどり着きました。
その人物とは越智 隼人(おち はやと)さん。
現在「DAZN」でサッカー解説をしている方です。
越智隼人さんのプロフィール
・氏名 越智 隼人(おち はやと)
・生年月日 1982年7月17日(36歳)
・出身地 埼玉県上尾市
・身長 175cm
・体重 66kg
上尾サッカークラブに在籍中に埼玉県選抜に選ばれた越智さんは、
その後、横浜フリューゲルスユースから横浜マリノスユースへ移りU-18の全国制覇を成し遂げています。
その後2001年にセレッソ大阪で晴れてJリーガーとなるわけですが、ここで挫折が待ち受けていました。
「プロは大変なところだというのは最初から感じた。セレッソに入ったらFW大久保嘉人(FC東京)みたいな選手が同期にいて、持っているモノが違うというのがわかってしまった」
引用 サッカーキング
それでも、1年目のセカンドステージでデビューを果たし、この年J1でフル出場1試合を含む5試合に出場しています。
しかし、J2に降格した2年目の出場はなく、契約は満了しています。
その後に移籍した山形では所属した2年間で2試合の出場に終わり、現役を引退しています。
「自分の限界を自分で決めちゃったのかもしれないけど、Jリーグの中での自分の能力を俯瞰で見たら、早めに、と」。
引用 サッカーキング
その後の越智さんは半年ほど酒店で働いた後に、山形のコミュニティFMから声が掛ったのを機にラジオ番組パーソナリティに転身して2005年からFM曲が閉局する2016年まで活躍しています。
その間の活躍が関係者の目に留まり、「DAZN]での解説やフットサルコートの運営を今では精力的にこなしているようです。
そんな事から今ではモンテデオ山形のサポーターの間では越智さんの事を知らない人はいないくらいの人になっています。
プレーヤーとしては短命に終わりましたが充実したセカンドキャリアを過ごしています。
ある意味で羨ましい事ですね。
まとめ
消えた天才に登場予定の陸上三段跳びの山下訓史さんとサッカーの越智隼人さん。
現在は山下さんは息子さんの成長、越智さんはモンテデオ山形の活躍とお二人ともに生きがいを持った充実した人生を送っているようです。
プレーやとしては不遇なところはあったかもしれませんが、何事も目標を持って一生懸命やることって大切ですね。
注)このブログにあげた山下訓史さん、越智隼人さんはあくまでも管理人の予想になりますことをご理解ください。→山下さんではなく愛敬重之さんの様でした。
実際の放送で取り上げる方が別の方の場合、速やかに加筆修正致しますので何卒ご容赦くださいませ。
この文章を読んで頂いてありがとうございました。