室伏広治が憧れた「消えた天才」は”幻の世界一”やり投げの溝口和洋

今日放送のTBS系列で放送の「消えた天才」に陸上ハンマー投げの室伏広治さんが最も憧れた

「陸上界の天才」と呼ばれる人が出演します。

番組HPを基に管理人が調べた結果、その人は「溝口和洋」さんであることが濃厚となりました。

ここでは今晩「消えた天才」に出演が予想される「溝口和洋」さんにスポットをあててご紹介します。

室伏広治に最も影響を与えたアスリート

室伏広治さん。

「室伏広治」の画像検索結果

画像 Wikipedia

番組では室伏さんに最も影響を与えた「やり投げ選手」とあります。

また「アジア人としては初の世界一」ともあります。

そしてたどり着いたのが「溝口和洋」さんです。

まずは溝口さんのプロフィールからご紹介します。

溝口和洋さんのプロフィール

「溝口和洋 画像」の画像検索結果

画像 Nnmber Web

・氏名   溝口 和洋(みぞぐち かずひろ)

・生年月日 1962年5月4日

・出身地  和歌山県西牟婁(にしむろ)郡白浜町

・出身校  和歌山県立熊野高校ー京都産業大学

・所属   ゴールドウイン(現役当時)

高校からやり投を始め、三年時のインターハイでは59m68で6位、国体では60m72で2位となっています。

1981年に京都産業大学に進学。4年生の時、ロサンゼルスオリンピックでに出場。

74m82で予選20位に終わっています。

1985年にゴールドウインに入社。

1986年のソウルアジア大会では76m60で優勝、金メダルを獲得しています。

1987年8月30日の世界陸上ローマ大会では80m24で何と世界6位入賞。

期待された1988年ソウルオリンピックでは77m46で予選19位でした。

幻の世界一

アジア大会優勝、世界陸上6位入賞と確実にキャリアを重ねてきた溝口選手。

その溝口選手が遂にというか素晴らしい記録を打ち立てます。

それはソウルオリンピックの翌年の1989年5月27日に行われた

サンノゼ国際グランプリの事でした。

公式記録では”87m60の日本新記録をマーク”という事になっていますが

実はこの記録、当初は従来の世界記録を2cm上回る87m68の世界新記録と発表されたんです。

ところが改めて計測員がビニール製のメジャーで再計測したところ87m60と発表されたのです。

まさに”幻の世界記録”だったのです。

これは当時の貴重な映像です。

消えた天才

その後溝口選手は1990年の北京アジア大会では75m84で3位になり、銅メダルを獲得。

そして1998年に36歳で現役を引退します。

その後は表舞台から忽然と姿を消しています。

その間はなんとパチプロとして生活していたそうです。

それでいながらボランティアで中京大学でハンマー投の室伏広治選手やややり投の三宅貴子選手を指導しています。

三宅選手は溝口選手の指導で2001年に当時の日本記録61m15cmをマークしています。

その後、溝口さんと三宅選手はと結婚。

2007年から故郷の白浜町で農業を営んでいるといいます。

天才だけあって中々ぶっ飛んだ人生を送っていますね。

常軌を逸した練習量

”幻の世界一”と呼ばれた溝口さん。

そこに至るまでは尋常ではない努力があったといいます。

室伏広治さんをして

「溝口さんは練習の鬼だった。
自分も厳しい練習をこなしているほうだと思っていたが、溝口さんは、誇張でもなんでもなく、私の10倍以上の練習内容をこなしていた。

と語っているように、とんでもない練習を自分に課していました。

練習の内容は持論である「ウエイトが全て」という言葉通りに

一日平均四時間以上のウエイトトレーニングを行い、「ウエイトの溝口」と呼ばれていたそうです。

ピラミッド形式でベンチプレス総重量100トンと懸垂500回を一日でこなしたことがあり、このときの練習は正午から始めて夜九時までかかったといいます。

また、ウエイトトレーニングだけで12時間かけたことがあるという事も伝わっています。

まさに「ウエイトの鬼」ですね。

このウエイトで鍛え上げられた体が幻の世界記録を産み出したのですね。

陸上の投擲競技で日本人が世界記録を出すなんて当時は夢物語でしたから

凄い話です。

実は溝口選手は中学時代は将棋部で運動経験がなく、

高校に入って陸上を始め、しかもやり投げのコーチなどがいなかったので

独自でトレーニングを考案して実践していったそうです。

ここら辺は100mの山縣亮太選手と似ていますね。

自分の頭で試行錯誤してたどり着いた理論は強いという事ですね。

まとめ

今日の「消えた天才」に取り上げられるであろう陸上やり投げの「溝口和洋」さん。

生きざまを見ているとまさに天才であるが故の破天荒さが垣間見えます。

ですがこの「破天荒さ」はただ無茶をしている「破天荒さ」ではなく

目標を追い求める過程で試行錯誤しながら自分の頭で必死に考え実践していった姿が

「破天荒」という形で現れただけであって、無茶ではありません。

立派な生きざまです。

溝口選手はそれを教えてくれているのだと思います。

この文章を読んで頂いてありがとうございました。

Follow me!