こんにちは。秋も深まってきましたね。
中高年にとっては寒い季節は”突然死”のリスクが高まります。
”突然死”を引き起こすのは脳卒中、心筋梗塞などの血管が関係する病気です。
本日のTBS「名医のTHE太鼓判」のテーマは”血管”です。
ここでは番組を先取りして、
血管若返りを促進する食材”タマネギ”と”オリーブオイル”の摂り方を
管理人独自の調査を基にご紹介いたします。
10月29日(月)19時〜『名医のTHE太鼓判!』監修&出演。50代からの血管若返りSP。今夜もクロちゃんが、、。https://t.co/6wbg6kHNZx#相川七瀬 #クロちゃん #斉藤慶子 #嶋大輔 #高橋克実 #野村宏伸 #名医のTHE太鼓判 #藤本敏史 #原西孝幸 #児嶋一哉 #山瀬まみ #渡部建 #TBS #CBC @kurochan96wawa
— 森田豊 医師・ジャーナリスト, Yutaka Morita MD & PhD (@Doctor_Morita) October 29, 2018
血管に最強食材は”タマネギ”
一般的にタマネギが血管に良いとは広く知られていますが
なぜタマネギが血管に良いのでしょうか?
タマネギには硫化アリル(アリシン)とケルセチンという
物質が含まれています。
硫化アリルは、高血圧など血管の病気に効果的
ケルセチン(ポリフェノールの一種)は、老化を防ぐのに効果的
この2つの成分が、玉ねぎの健康効果として注目を浴びているんです。
硫化アリル(アリシン)
簡単にいうと、玉ねぎの辛みや刺激成分です。
硫化アリルには、”血管を丈夫にする” 、”血液が固まるのを抑制する”
などといった効果があり、
血液をサラサラにして、高血圧,動脈硬化,脳梗塞,心筋梗塞といった血管の病気に効果的です。
また、血液中の余分な糖質や脂質を減らす作用があることもわかっているので
糖尿病の予防に有効な成分とも言えます。
ケルサチン
ケルセチンは、玉ねぎの色素や渋み成分です。
ポリフェノールの一種で、老化の原因となる活性酸素を取りのぞいてくれる酸化作用があります。
また、血糖値の上昇を抑える働きもあります。
悪玉コレステロールを減らす作用があり、脂肪の吸収を抑える効果もあるので、
ダイエットをしている方にも有効です。
さらにケルサチンには血管の内側部分である血管内皮を強くする働きがあります。
血管内皮が強くなるという事は血管が柔らかくしなやかになるという事です。
血管が柔らかくしなやかになる=”血管年齢が若返る”、”代謝機能が若返る”となり
新陳代謝が良くなり全身の若返りにつながっていきます。
まさにいいことづくめですね。
天日干しタマネギ
このケルサチンが多く含まれているところは「タマネギの皮」です。
タマネギの皮は食べられません。
ではどうすればケルサチンが多く摂れるか?
皮をむいてもケルセチンが4倍にも増やすことができる方法が実はあるんです。
それが、『天日干しの玉ねぎ』です。
画像 玉ねぎの知恵袋
日光に当て始めてから2~3日でケルセチンは2~3倍になります。
さらに1週間ほど当てておくと、その量は4~5倍以上になります。
1週間以上天日干しをしてしまうと、玉ねぎの水分が抜けすぎて乾燥したり、
硬くなってしまったりするので、1週間を目安に天日干しをするといいです。
1週間程度であれば、食感や風味は普段の玉ねぎと変わりはなく、調理しても増えたケルセチンが減ってしまうこともありません。
日数が経過していくうちに、玉ねぎの表面が紫外線に対抗してケルセチンを分泌するようになります。
収穫してしまった玉ねぎですが、太陽の光に対抗するだけの生命力を持っていますので
心配はいりませんので是非、天日干しにチャレンジしてみてください。
どんな料理がいい?
天日干しタマネギはどのように調理しても良いですが
水にさらすとケルセチンが溶けてしまうので「水にさらすのはNG]です。
そのため「タマネギのかき揚げ」や「オニオンリング」のように
油で揚げるのが良いとの事です。
揚げる際には衣にカレー粉をつけて揚げると抗酸化力の強いウコンも同様に摂れるので
さらに良いです。
試してみてくださいね。
オリーブオイル
『天日干しタマネギ』の他にもう一つ番組で取り上げる食材があります。
それは『オリーブオイル』。
オリーブオイルの主成分は「オレイン酸」という脂肪酸。
オリーブオイル中に70%以上含まれています。
オレイン酸の主な働きは、悪玉(LDL)コレステロールを減らすこと。
それによって動脈硬化や心筋梗塞などを予防することができるのです。
コレステロールには善玉コレステロールと悪玉コレステロールがありますが
悪玉コレステロールは「完全悪」ではなく、むしろ体には必要なコレステロールです。
肝臓で作られたコレステロールを血流に乗って全身へ運ぶ役割が
悪玉コレステロールにはあるのですが、増えすぎると行き場を失い血管壁にこびりつくため
「悪玉」と言われ、これが動脈硬化の原因となるのです。
この増えすぎた「悪玉」を減らすのが「オレイン酸」なんです。
オレイン酸は善玉を減らさず悪玉だけを減らす働きがあります。
そのため納豆にちょい足ししたり、ヨーグルトやチーズにちょい足しするなど
毎日の食事に取り入れたい食材と言えます。
是非、明日と言わず今日から取り入れてください。
まとめ
「名医のTHE太鼓判」に取り上げられる
血管を守る食材の『天日干しタマネギ』と『オリーブオイル』。
効果的に摂っていつまでもしなやかで柔らかい血管を保ちたいですね。
それではまた。
この文章を読んで頂いてありがとうございました。