以前、このブログで取り上げた村田諒太選手とロブ・ブラントとの対戦は
ロブ・ブラント選手の3-0での判定となりましたが
本日12月4日、去就が注目されていた村田諒太選手が現役続行を表明しました。
前WBA世界ミドル級王者・村田諒太(32)=帝拳=が4日、都内で会見し、現役続行することを発表した。10月20日に米ラスベガスで行われた2度目の防衛戦で指名挑戦者の同級1位ロブ・ブラント(28)=米国=に0―3の判定負け。中学時代から憧れていた本場・ラスベガスの世界戦でプロ2敗目を喫した後、進退について保留していた。
引用 スポーツ報知

「あのボクシングで終わりたくない。もう一度、世界の舞台に立ちたい」
と、コメントしています。
是非、もう一度世界の頂点に立ってほしいですね。
ロブ・ブラント対戦前
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— 村田諒太公認サイトI'm Ready (@murataboxing) October 1, 2018
ロブ・ブラントはこんな選手
今回WBAからの指名で挑戦者となったロブ・ブラント。
指名選手であるだけに実力はかなりのものと思われます。
どんな選手なのでしょう?
ブラントの戦績は24戦23勝(16KO)。
敗戦は1階級上のスーパーミドル級で
ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)に出場し、
元WBA、WBO世界ライトヘビー級王者ユルゲン・ブレーマー(ドイツ)に
体格負けした1敗だけといいますから、実質ミドル級では無敗です。
そもそもWBSSに選ばれるという事は相当な実力を持っています。
ちなみにWBSSとは先日井上尚弥選手が初戦を突破しましたが
その階級で真の王者を決めるトーナメントです。
情報では村田選手が前に戦った
アッサム選手(フランス)よりも上という声が大多数を占めている様です。
決して楽な相手ではありません。
村田選手はインタビューで
「(ブラントは)指名挑戦者ですから、
それが僕にとっては一番のモチベーション。
これをクリアすれば僕にも何かを言う権利だったりとか、
誰とやりたいといった風な権利が生まれてくる。
いい形でクリアして、次につなげていければ良い」
このように語っています。
是非、勝利して欲しいですね。
→日本時間10月21日に対戦しましたが
0-3の判定で敗れました。
残念です。
今後は未定との事で
ゴロフキン選手との対戦も白紙になってしまいました。
試合はDAZNで配信
この試合の模様はDAZNで10月21日(日)11:00に配信されます。
登録がまだの方は登録されて視聴してみるのはいかがでしょうか?
ロブソン後はゴロフキン?カネロ?
先の話になりますがロブソン戦後の村田選手は
どのような構想を持っているでしょうか?
気になるところなので調べてみました。
現在の世界ミドル級事情は”通算20度防衛の
「ゲンナジー・ゴロフキン」(カザフスタン)が絶対王者”として
君臨していましたが
9月15日に行われたメキシコの英雄「サウル”カネロ”アルバレス」に
僅差の判定負けを喫して王座から陥落してしまいました。
村田選手はかねてからゴロフキンをターゲットにしてきたので
この結果を受けて今後についてどうかんがえているのでしょうか?
まずは目前のロブ・ブラントに勝利することが第一ですが
所属の帝拳ジム本田会長は
「ゴロフキンの評価はまったく落ちてない。対戦する価値のある選手」
と、これまで通りゴロフキンとの対戦を目指していく
考えである事を明らかにしています。
それと”カメロ”と対戦するためには
多くの障壁があるためと考えられます。
本田会長の言葉は「やってくれるなら、もちろんやりたい」。
これはカネロとは交渉が難しいということを意味している。
最大の理由は、村田のアメリカにおける知名度である。
人気者のカネロの対戦相手に選ばれるためには、
WBA王者という肩書きだけでは物足りず、もっと存在価値を高め、
アメリカで客を呼べる選手、にならなければならない。
村田も「あと2段階、3段階とステップを踏まないとカネロにはたどりつけない」と認めている。
”カメロ”と対戦するためにも
”絶対王者”ゴロフキンとは対戦しなければならないんです。
ゴロフキンとはどんな選手なのでしょう?
”絶対王者”ゲンナジー”GGG”ゴロフキン
ゴロフキンのプロフィール
通称:GGG(トリプルG)
God of war(戦いの神) 等表現される
階級:ミドル級
身長: 179cm
リーチ:178cm
国籍: カザフスタン
誕生日:1982年4月8日の現在36歳(2018年現在)
戦績:38戦37勝(33KO)1分1敗
その他:アテネ五輪ミドル級銀メダル
:WBA世界ミドル級王者(防衛13回)
:WBA世界ミドル級スーパー王者
:WBC世界ミドル級王者※2団体統一王者
:IBO世界ミドル級王者表彰:WBC 2015年度 Champion of the Year
なんとも素晴らしいプロフィールですが
特筆すべきは
世界戦の連続KO防衛記録は歴史上1位
たったの一度もKOされたことがない
これだけ強いと当然接戦も少ないため
ペイ・パー・ビューの売上は
注目されたダニエル・ジェイコブズ戦でも17万件と
非常に少ないのが特徴です。
試合が早く終わってしまうんです。強いから。
とにかくすごい選手です。
まとめ
2度目の防衛戦まであと10日に迫った村田選手。
相手は指名選手のロブ・ブラントという事で
相当タフな試合になると思いますが
是非、勝利して欲しいです。
こころから祈ってます。
そしてその後の”絶対王者”ゴロフキンとの対戦が
実現することを期待しています。
頑張れ!村田諒太!
→また立ち上がれ!
この文章を読んで頂いてありがとうございました。