巨人CS進出!岡本爆発!待ち構える育成の広島、西武の凄さとは

douage

プロ野球の話題です。

昨日行われた阪神VS巨人戦で

巨人が9-4で阪神を下して

シーズン最終戦でCS進出を決めました。

この試合の最終回の9回には

エース菅野が登板して

阪神打線を抑えるという

普通の試合では考えられない采配で

勝利をものにしました。

まさに『チーム一体となった執念の勝利』

いうべきものでしょう。

岡本爆発!2打席連続ホームラン!

この試合で光ったのが

今年大ブレークの4年目”岡本和馬”選手。

何と2打席連続ホームランをかっ飛ばし

勝利に大貢献しました。

岡本選手はこれでシーズン100打点を達成しましたが

22歳シーズンに100打点

王(現ソフトバンク会長)ら6人の

23歳を抜く最年少記録です。

また、打率は3割9厘、ホームランも33本塁打で

「打率3割・30本塁打・100打点」も最年少記録となりました。

いやあ素晴らしいブレイクです。

ちなみに岡本選手は

プロ1年目からの打点が4→0→2→100と、

昨年はわずか2打点で、昨年終了時で通算6打点ですから、

通算比1,776.7%、前年比5,000%UPの脅威の伸び率です。

監督、コーチ一体で岡本覚醒!

大ブレークを遂げた岡本選手ですが

活躍の陰には監督、コーチの指導が

あったのはいうまでもありません。

田代コーチ

まずは2軍バッチングコーチを務めた田代コーチ

横浜DeNAの筒香選手を育てた

名伯楽田代コーチは

「完璧な当たりだけが本塁打になると、本数は打てない」

振り切る重要性を説いたところ

岡本選手は「芯で捉えようとしすぎていた。

自分のスイングで、詰まっても押し込むだけの打撃をすればいい」と

考え方を変えたそうです。

それが打撃開眼につながりましたね。

岡本選手の考え方の柔軟性も良かったです。

田代 富雄

田代コーチ

注)田代コーチは今シーズン限りで巨人を退団し

来シーズンからは古巣の横浜で

バッティングコーチを務めます。

井端コーチ

コーチと言えば井端コーチの存在も大きいと言えます。

岡本選手は昨年まではサードを守っていましたが

今年はファースト。

「アイツに一塁をやらせて良かったなと思っているんですよ」と

井端コーチは語っています。

一体なぜなんでしょう?

岡本選手がファーストを守るようになったのは

守備が下手だからという訳ではなくて

むしろ”ファーストとしてのセンスが高かった”という事です。

さらに井端コーチは自身のファーストとしての経験から

内野でショートの次に難しいのがファーストという持論があったため

二人三脚で岡本選手の守備向上に取り組んでいきました。

その際に強調したのが

「守備がうまくならないとバッティングに集中できない」という事。

この井端コーチの言葉を素直に吸収して実践していった岡本選手。

ブレイクするのも当然ですかね。

素直です。

井端 弘和

井端コーチ

高橋監督

そして高橋監督です。

実績のない若手を良く抜擢しました。

シーズン当初は素晴らしいスタートを切った岡本選手ですが

7月には大スランプに陥り、31打席無安打を記録するほどでしたが

辛抱強く使いました。来る日も来る日も。

その結果が史上最年少での

「打率3割、ホームラン30本、100打点」に結び付きましたね。

岡本選手以外にもセカンドの吉川選手とか田中俊選手、重信選手など

チームが過渡期にあるとはいえ

高橋監督は辛抱強く若手を使っていたと思います。

CSで立ちはだかる育成の広島

最終戦の勝利でCSを決めた巨人。

10月13日(土)からCSヤクルト戦が始まります。

ヤクルトVS巨人の勝ったチームが

セ・リーグ3連覇を狙う広島カープと

日本シリーズを賭けて戦うことになります。

広島カープと言えば

外国人選手も含めて

ほぼ全選手を自前で育成する事で知られています。

巨人や今シーズン不振の阪神、中日とは

大きく違うコンセプトでチーム作りをしています。

注)巨人、阪神、中日も育成を軽視している訳ではないのですが

”若手が育っていない”、“チームが過渡期”という状況があります。

緒方監督

広島育成の秘訣

なぜ広島は選手の育成がうまいのでしょうか?

広島カープでは、有望と思われる若手を積極的に試合に出します。

「まだ試合に出すには早いかな」と思われる選手でも、

一軍の試合で20、30試合は出場させるんです。

中には50試合ほど経験させても、という考え方もあるそうです。

このシステムの良い面は

「自分の今のレベルと一軍選手のギャップを痛感できる」というとこです。

どんなにコーチが指導しても伝わらない経験や情報が実戦の中にはあります。

実戦に出ることで、それに自身で気づける。これが選手をより成長させるのです。

もちろん、全ての若手が一軍で成功するわけではないので、

ダメなら二軍に送り返す。

選手は、「全然だめだった」「一軍はやっぱり凄い」と

わかっているので必死に食らいつくということです。

二軍で結果を出せば再び一軍へ昇格、

一軍で活躍できなければまた二軍で練習のやり直しになるのですが

その際「粘っこくやる」、「最後までやる」という意識が

チームに存在することにあるのが大きい。

チーム全体で”育成に対する考え方”が共有されていて

一切のブレがありません。

それが育成の秘訣、強さの秘訣ではないかと思えます。

パ・リーグ球団も凄い!育成力!

セ・リーグでは広島の育成力が頭抜けていますが

パ・リーグは各球団それぞれに育成力があると言えます。

特に今年のCSに進出する西武、ソフトバンク、日本ハムの

3球団の育成力には定評があります。

西武の育成力

今年10年ぶりにリーグ優勝を果たした西武の渡辺久信SDは

「うちの強みは生え抜きの選手がレギュラーとしてしっかりやれる。
スカウティング、育成が脈々と受け継がれるのがライオンズ」と説明しています。

大阪桐蔭、富士大など近年好選手を輩出するアマチュアとの太いパイプも

長年のスカウティングの成果のひとついえます。

さらに特にパ・リーグの各球団は

FAでの流出も多い中で、

上位指名の若手が着実に力を発揮する育成力が、チームを支えています。

西武の育成担当の清川栄治さんは

自分の「これ」を見つけて欲しいと指導します。

頂に至る道は1つじゃない。

横にそれたり、裏から回ったり、いったん下がってから上がったり。

試行錯誤しながらでも”自分が輝けるポジション”を見つけることに

傾注します。

これが個性的な選手を産み出すんですね。

辻監督

 

まとめ

最終戦でやっとCS進出を決めた巨人。

辛抱強く使った若手が花を咲かせましたね。

今強いと言われるチームはしっかりとしたビジョンで

選手を育成しています。

そしてその育成システムがしっかりと機能したチームが

常に好成績を残しています。

見ているファンである我々も結果に一喜一憂するだけではなく

時代を担う若手の成長を見つめていくようなスタンスで

野球そのものを楽しんでいきたいものですね。

 

この文章を読んで頂いてありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

Follow me!