トヨタ自動車と
ソフトバンクグループが提携して
共同出資会社を設立すると
今日4日発表がありました。
自動運転車を使った配車サービスの
分野で協力して
トヨタの移動サービス専用の
自動運転車両「イー・パレット」による
事業を展開するそうです。
「イー・パレット」とは?
ところで「イー・パレット」とは
一体何なんでしょう?
「イー・パレット」とは
移動、物流、物販など多目的に活用できる
トヨタのモビリティサービス専用
次世代電気自動車(EV)
画像 乗り物ニュース
この次世代EVと
ソフトバンクのIT技術を連携させた
新しい事業を展開する目的で
共同の新会社を立ち上げると
いうわけです。
新会社は「MONET Technologies(モネ・テクノロジーズ)」
事業提携の詳細は
トヨタが構築したコネクティッドカーの情報基盤である
「モビリティサービスプラットフォーム(MSPF)」と、
スマートフォンやセンサデバイスなどから
データを収集・分析する
ソフトバンクの「IoTプラットフォーム」を連携させる。
クルマや人の移動に関するさまざまなデータを活用することで、
需要と供給を最適化し、
移動における社会課題の解決や
新たな価値を創造する
未来のMaaS(Mobility as a Service)事業を
展開するというもの。
図にするとこうなります。
”要は近未来の自動運転電気自動車の
サービスを共同で社会に提供する”
という事になるでしょうか。
とにかく夢のある話です。
世界を変えるモビリティ社会の実現へ
この提携が意味しているものは
単なる電気自動車の機能が
良くなるという事ではなく
”「移動」という行動のあり方を変える
仕組みを社会に提供する”
ということになります。
例えをあげると
下記画像の様に
「イー・パレット」に乗りながら
検診を受けて
病院へは「イー・パレット」が
自動で運んでくれるサービスが
あります。
画像 https://japan.cnet.com
また、移動中に料理を作って宅配するサービスや、
移動型オフィスなどのモビリティサービスを
需要に応じて適切なタイミングで
届けるとしています。
”電気自動車とインターネットで
移動そのものを自動化する”という
事業を展開していくという事です。
大きな夢のある話です。
新会社のスタートは?
新会社の資本金(資本準備金含む)は20億円で、
将来的に100億円まで増資する予定ということです。
出資比率はソフトバンク50.25%、トヨタ49.75%で、
今年度中に事業を始めると発表しています。
自動車をめぐるIT関連のサービス開発は
競争が激化が伝えられています。
そして変化のスピードも速いため、
トヨタとソフトバンクは連携により
新事業の開発を加速させたい考えているとのことです。
まとめ
トヨタ自動車とソフトバンクの提携で
移動そのものの在り方、考え方が
変わりそうです。
まさに、”移動革命”が
日本の二つの企業の連携によって
産み出されようとしています。
開かれた次世代のため
他の企業も連携しあって
より良い社会を
創り出すことができれば
素晴らしいですね。
この文章を読んで頂いてありがとうございました。