速報です。
今年のノーベル医学生理学賞に
京大特別教授の本庶 佑(ホンジョ タスク)さんが
受賞することに決まりました。
スウェーデンのカロリンスカ研究所は1日、今年のノーベル医学生理学賞に京都大名誉教授の本庶佑氏(76)ら2人を選んだと発表した。「PD-1」を発見したことが評価された。これをもとに、がん治療薬「オプジーボ」が開発された。授賞式は12月10日、ストックホルムで開かれる。日本の受賞は2年ぶり。米国籍の2人を含めて計26人となった
出典 毎日新聞
簡単にいうと
「”がん”をやっつける特効薬を開発した」
ということでしょうか。
【速報】今年のノーベル医学生理学賞に、京都大名誉教授の本庶佑氏が選ばれました。 #ノーベル賞https://t.co/mTaTaWe63C
— 毎日新聞 (@mainichi) October 1, 2018
日本人のノーベル医学生理学賞受賞者は
- 1987年 利根川進氏
- 2012年 山中伸弥氏
- 2015年 大村 智氏
- 2016年 大隅良典氏
以上の方に続いて5人目になります。
ちなみに日本人で受賞者が一番多い順番は
- ノーベル物理学賞 9人
- ノーベル化学賞 7人
- ノーベル医学生理学賞5人
- ノーベル文学賞 2人
- ノーベル平和賞 1人
- ノーベル経済学賞 0人
となっています。
この他に受賞が期待される人達
ノーベル化学賞
吉野彰さん
リチウムイオン二次電池の
基本原理をうちたてる。
遠藤彰さん
コレステロールを下げる薬である
「スタチン」の主成分となる物質を発見。
ノーベル物理学賞
香取秀俊さん
300億年に1秒もずれない
『光格子時計』を発明。
細野秀雄さん
リニアモーターカーに代表される
超電導技術に革命をもたらす。
ノーベル経済学賞
清滝信宏さん
その名を冠した『清滝・ムーアモデル』では、経済に小さな打撃が加わった際に、資産価格や金融市場を通じて実体経済に大きな変動が広がっていく経路を示しました。
詳しく解明されていなかった『ミッシングリンク』をつないだ大きな功績です。
出典 週刊現代
清滝さんが受賞となると
日本人初の快挙です。
尚、今年はノーベル文学賞の
発表はないとの事です。
ノーベル賞の日程
- 10月1日 ノーベル医学生理学賞
- 10月2日 ノーベル物理学賞
- 10月3日 ノーベル化学賞
- 10月5日 ノーベル平和賞
- 10月8日 ノーベル経済学賞
以上となっています。
ちなみに授賞式は12月10日16時30分から
スゥエーデンのストックホルムで行われます。
ただし、ノーベル平和賞だけは
ノルウェーのオスロで同日の
13時から行われることになっています。
なぜ平和賞はオスロで?
平和賞だけなぜオスロで
授賞式を行うか?ですが
これは「ノーベル」の意向によるところで
ノーベル賞制定当時
実質スゥエーデンの植民地となっていた
ノルウェーとの友好な関係を築くことを
望んでいたために
平和賞はノルウェーで
授賞式を行うようにして
両国の緊張関係が解かれるように
取りはからったことからです。
まとめ
2018年のノーベル賞は幸先よく
本庶 佑(ホンショ タスク)さんが受賞しました。
日本人研究者は本文に挙げた方以外にも
素晴らしい業績を残した方がたくさんいます。
是非、今年はノーベル賞ラッシュとなるように
期待しましょう!
この文章を読んで頂いてありがとうございました。