皆さんは『長寿県』と言われて
真っ先に思いつくのはどの県ですか?
沖縄、長野など思いつくと思いますが
最近特に長寿で注目されている県があります。
それは『滋賀県』。
厚生労働省が発表した
平成27年の都道府県の平均寿命の中で
男子1位、女子4位に輝いたのが『滋賀県』
男子は5回連続して1位だった長野県を
逆転しての1位です。
どんな秘密があるのか探ってみました。
不老長寿の果物『ムベ』
滋賀県の長寿の秘訣と言われて思ったのが
「琵琶湖に関連する食材?」と考えたりしましたが
琵琶湖でなく「不老長寿の果物」にたどりつきました。
その果物とは『ムベ』
アケビの一種で近江八幡市の一部で栽培されています。
味のほうは
口に入れるとほ~んのりとした上品な甘さが広がり、
まさに「身体によさそう!」というお味。
ただし、味のインパクトは
それほどでもないそうです。
不老長寿の言い伝え
なぜ『ムベ』が不老長寿の果物かというと
それは「言い伝え」から来ているんだとか。
何でも
万葉の時代に、近江の国・奥島を訪れた天智天皇が、
この地で8人の子どもを持つ元気な老夫婦に出会いました。
「なぜそんなに長寿なのか」と尋ねたところ、夫婦はこの地で採れる
珍しい果物を食べているからだと答えました。
天智天皇もこれを食べ、「むべなるかな」(もっともなことであるなぁ)と
言ったことから、この果物は『むべ』と呼ばれるようになりました。以来、毎年秋に『むべ』は皇室へ献上されるようになりました。
このような言い伝えから『ムベ』は
不老長寿の果物と呼ばれるそうなんです。
栄養学的な根拠があったわけじゃ
なかったんですね。
『ムベソーダ』もあるよ
『ムベ』を栽培している
近江八幡市の農家さんでは
ムベ入りソーダを開発して販売しています。
やさしい酸味と甘味で、とても爽やかなお味!
この『ムベソーダ』は一本300円。
道の駅「竜王かがみの里」などで売られています。
https://www.rmc.ne.jpt
他にも長寿の秘訣が
『ムベ』は不老長寿の言い伝えでしたが
他にも滋賀県が長寿県である秘訣があります。
それは
- 喫煙率(男性)が低い(1位)
- ボランティア参加率が高い(1位)
- スポーツ活動の時間(1位)
などです。
普段の生活習慣が長寿の秘訣なんですね。
まとめ
長生きすることは
決して人生の目的ではありませんが
日々の生活に目的を持って
楽しく過ごすことが
結果的に長生きにつながるんだと
改めて痛感しました。
日々ストレスにさらされている現代人ですが
日頃の習慣、考え方を見直すだけでも
健康に大きな力を与えてくれるます。
目的をもって楽しく生きることを心がけましょう!
この文章を読んで頂いてありがとうございました。